令和を楽しむヒントが掴める?!昭和VS平成、世代別趣向から見るコーヒーの未来。

来る10月1日が「国際コーヒーの日」であるということ、みなさんご存知でしたでしょうか?
2015年にイタリアのミラノで開催された「ミラノ国際博覧会」にて制定されたこの記念日。これまで各国バラバラに設定されていた「コーヒーの日」を統一すべく、国際コーヒー機関理事会が世界共通の「国際コーヒーの日」として、公式に制定したとのことです。

そんな記念日の制定から5年目の節目にあたる、2019年。
日本にとっては令和最初の「国際コーヒーの日」を迎える年でもあることを記念して、日本家庭用レギュラーコーヒー工業会が、レギュラーコーヒーに関する実態調査を実施しました。令和の時代のコーヒーを占う、昭和世代・平成世代の趣向の違いが明らかに。

ブラック一強から、無糖派・加糖派の二極化へ。

Q2.あなたのレギュラーコーヒーの飲み方をお知らせください。(お答えはいくつでも)

まずは、レギュラーコーヒーの飲み方についての調査結果をご覧ください。
昭和世代・平成世代ともに「ブラックコーヒー」で楽しむ層が最も多かったわけですが、注目すべきは、第2位以降の選択肢との差。

昭和世代はその約7割が「ブラックコーヒー」と回答し、他の選択肢に対し大きな差をつけた圧倒的無糖派だったのに対し、平成世代は「ブラックコーヒー」が47.5%、次ぐ「砂糖とミルクをいれる」が41.0%とその差は僅か。無糖派と加糖派の二極化が伺えます。

加えて、平成世代の「砂糖とミルク」を入れる派が「ミルクのみいれる」・「砂糖のみいれる」派よりも突出した数値を出していることからも、近年の甘党なコーヒー好きの台頭を感じます。

コーヒーチェーン店で提供されている、ホイップクリームやシロップ・季節の素材を用いた甘さ豊かなアレンジコーヒーやフラッペの人気が、影響しているのかもしれません。

コーヒーの絵文字がガラリと変わる未来も近い?

Q6.あなたは、コーヒーをホットとアイスどちらで飲むかお知らせください。(お答えは1つ)

続いてこちらは、コーヒーをホットとアイスどちらで飲むかについての調査結果。
昭和世代は平成世代より「季節に関係なくホット」で飲む割合が高く、平成世代は「季節に関係なくアイス」で飲む割合が昭和世代に比べて2倍以上も高いことが分かりました。

また、全体では「普段はホットコーヒーだが、夏だけアイスコーヒー」の回答が最も多かったことや、「季節に関係なくホットコーヒー」の回答者もその半数以上は60代が占めているということから、アイスコーヒーを選択する層が時代とともに増えている実態が伺えます。

「コーヒーといえばホット」という既成概念も、もうじき昔話になるかもしれません。コーヒーの絵文字やアイコンとして用いられているコーヒーカップだって、アイスグラスに取って代わられる日がやってくるかも…?

食事発想の新しいコーヒーが誕生?

Q8 レギュラーコーヒーにあう食べ物をそれぞれのカテゴリーで教えてください。(お答えは具体的に)

最後に取り上げるのは、こちらのコーヒーと食べ物の関係にまつわる設問です。
レギュラーコーヒーにあう食べ物としてイメージするものを、和菓子・洋菓子・食べ物オールという3つのカテゴリーに分けて調査。和菓子部門・洋菓子部門については、昭和世代と平成世代で大きな差はなく、似たような回答結果となりました。

そんな中気になったのは、食べ物オール部門。平成世代の結果において、昭和世代の回答では2番手だった「パン類」が1位に選ばれていたり、「サンドイッチ」が昭和時代から根強い支持の「チョコ」と並ぶ2位に浮上していたりと、お菓子やつまみというより食事に近い品目が、上位にランクインしていました。

これからはコーヒーそのものの美味しさだけでなく、食事とのマリアージュを求める時代がやってくるのかもしれません。「食中酒」という概念のように、料理に合わせてコーヒーを選ぶ考え方や、「サンドイッチ専用コーヒー」や「魚料理専用コーヒー」など食事発想で開発されたコーヒーが、世の中の当たり前になる可能性も。

はじまった新時代、「コーヒーはこうだ」というイメージを抜け出してみませんか。

世代別コーヒー趣向の実態から、コーヒーの新たな可能性が見えてきました。共通して感じられるのは、「コーヒーはこうだ」というこれまでの概念が崩れつつあるということ。
みなさんも、普段おうちで楽しんでいるコーヒーの選び方や飲み方からちょっと離れて、自分なりの新しいコーヒーを試してみてはいかがでしょうか。コーヒーの楽しみ方がもっと広がるかもしれません。ひょっとしたら時代の先駆者になれるかも?