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ドゥ・マゴ・パリは文学賞にもなった歴史あるカフェ

世界のおしゃれ観光地としてフランスのパリは間違いなくトップレベルに入っていますが、当然おしゃれなカフェもたくさんあります。その中でも伝統があって由緒正しいカフェが「ドゥ・マゴ・パリ」です。

このカフェには歴史的に多くの偉人が訪れており、その文化的な背景からドゥ・マゴ文学賞という有名な文学の賞も誕生しています。フランスだけにとどまらず世界にその名を馳せているドゥ・マゴ・パリについて今回は書いていこうと思います。

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ドゥ・マゴ・パリとは何か

ドゥ・マゴ・パリとはフランスのパリにある歴史のある有名なカフェです。実はこのお店は最初はカフェではなく、創業した1812年には当時流行していた中国産の絹織物を輸入して販売するお店でした。

そこから数十年を経て1885年にはカフェとして業務転換をして、それが大ヒットした形になります。店名はドゥ・マゴ・パリですが、これは「2体の中国人形」という意味であり、もともと中国の商品を輸入販売していた際に店の前に飾っていた2体の大きい中国人形から来ています。

今でもその人形は店に置かれており見ることができます。今から100年以上前に作られたこの老舗のカフェはこの誕生以来多くの歴史を残してきました。

ドゥ・マゴ・パリの歴史

そもそもカフェがヨーロッパで広まるきっかけとなったのは17世紀であり、当時絶大な勢力を誇っていたオスマン・トルコ帝国がヨーロッパに侵略を進めいてた際にカフェ文化が伝わりました。

カフェはただコーヒーを飲む場所ではなく、文化的な交流をする場所として広がりました。フランスのパリにもこの流れは押し寄せてきて、ドゥ・マゴ・パリもその中の1つとして開業しました。

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実際にドゥ・マゴ・パリには開業して以来、多くの偉人がお客さんとして訪れており、文化的に交流し、情報をお互いに交換し、お客さん同士が刺激を与えあいました。ドゥ・マゴ・パリでコーヒーを買うとその裏には「知的なエリートが集うところ」という文字が印字されていたそうです。

そのような“知的なエリート”によって芸術的な観点からももっと世界を盛り上げたいという機運が強まり、既存の価値観を一変するような今までにない文学的な作品には「ドゥ・マゴ文学賞」という賞を与えて称賛するようになりました。

ドゥ・マゴ・パリに訪れた有名人

ドゥ・マゴ・パリの常連客として有名だった人はたくさんいますが、その中でも画家のピカソや作家のヘミングウェイやカミュなどが有名です。彼らはドゥ・マゴ・パリで他の文化人と交流をしており、彼らの多くの作品はその影響を受けています。

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また、偉人の中でもサルトルとボーヴォワールはドゥ・マゴ・パリを仕事場所として毎日のように利用しており、将来世界的にも注目されることになる野望を持ったたくさんの若者がここに訪れていました。

世界を変える人に与えられるドゥ・マゴ文学賞

ドゥ・マゴ・パリにはもともと多くの作家がお客さんとして訪れていました。その中でも常連客であった作家の「ロジェ・ヴィトラック」と国立美術学校の図書館司書である「ボザール」の2人によってドゥ・マゴ文学賞が創設されました。

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この賞は、文学的に今までにない新しい価値観を与える前衛的な作品に対して受賞されるものであり、今でも新人作家の登竜門とされています。現在の賞金は7,750ユーロであり、ドゥ・マゴ・パリのオーナーが世界を変える可能性のある若き作家を称賛し、この賞を与えています。

現在でもカフェはただコーヒーを提供するだけでなく、人々が交流する場所としても機能しています。ドゥ・マゴ・パリのようなコーヒーを通して世界の文化レベルの向上させているカフェはまさにその代表格だと思います。

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