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コーヒー豆をハッキングする

韓国ではコーヒーブームでチェーン店が増えている

韓国にはとにかくカフェが多い。ソウル市によると、市内には、17000店を超えるカフェが存在し、これは、人口1万人あたりおよそ17店舗ある計算になる。これがどれくらい多いかというと、スターバックスが生まれたシアトルの15店舗をも上回る勢いだとか。なぜ韓国にはカフェが多いのだろうか?

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韓国のコーヒーチェーン

まず、ざっと名前を挙げるだけでもこれだけある。どのお店も数百店舗を展開中。上位は、1000店舗に迫る勢いです。

「Cafe Bene」 「Angel-in-us coffee」「EDIYA COFFEE」「STARBUCKS COFFEE」「HOLLYS COFFEE」「TOM N TOMS COFFEE」「A TWOSOME PLACE」「CAFFE PASCUCCI」「The Coffee Bean & Tea Leaf」

参照記事
フランスのコーヒーはまずいと有名?!エスプレッソ文化の歴史





スターバックスコリア

コーヒーチェーンの中でも、成長が著しいのが、スターバックス。スターバックスコーヒーコリアの2016年度の売上が前年比29.6%増の1兆28億ウォン(約1006億円)となり、韓国でコーヒーチェーン店の売上が初めて1兆ウォンを突破。

業界2位以降のA TWOSOME PLACE、Angel-in-us coffee、The Coffee Bean & Tea Leafなどのコーヒーチェーン店の売上高は1000億~2000億ウォン台となっている。

参照記事
北欧のコーヒー消費量は世界一!その文化と特徴について

韓国と日本のスターバックスコーヒー比較

このスターバックスの結果に、韓国側は日本を強く意識している。3年早く進出した日本よりも韓国の方がハイペースで店舗が増えおり、2017年2月末時点の韓国内の店舗数は1008店で、韓国の人口5万人当たりにスターバックスの店舗が1店あることになる。

一方、日本国内の店舗数は約1040店で、人口11万人当たり1店という計算になる。韓国側は、1人当たりのスタバ店舗数が日本の2倍になったことを積極的に評価しているようだ。

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ただし、韓国のカフェの多さはこんなものではない。少し古いデータだが、韓国カフェチェーン最大手「EDIYA COFFEE」の店舗数は、2014年末の時点1265店舗。過去3年で、300店舗以上増える勢いだ。

そして日本。国土面積が韓国の4倍近い日本で、店舗数1位を誇るドトールの店舗数は約1360店舗(2014年3月時点)。日本と比較して見ると、韓国のカフェがいかに乱立、密集しており、すでに飽和状態であるということがわかるだろう。こういった市場で、スターバックスがこれだけのシャアを取っていく勢いには、目を見張るものがある。

参照記事
ポートランドのコーヒー文化はサードウェーブにも大きな影響を与えた

韓国のスターバックスが伸びている理由①

なぜスターバックスが、これほどまでに増えたのか?それは、主な顧客層である20代から30代の若い女性からの人気が高いことに加え、他の国では販売していないメニューの商品開発など、現地化に成功したことが大きい。また韓国のコーヒー市場がインスタントからレギュラーコーヒーに変わる時期に参入し、顧客を先行獲得したためと伝える記事もある。

また「韓国はまだ高級コーヒー市場が未成熟な状態のため、『スターバックス=高級コーヒーの代名詞』というイメージが強い」という指摘もある。なかなか興味深い話ではあるが、国民にとってこれだけコーヒーが浸透してきているのには、他にも要因がありそうだ。

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韓国にコーヒーチェーンが多い理由②

そもそもなぜ韓国には、こんなにもコーヒーチェーンが溢れているのか?それは、スターバックスなど外資系フランチャイズの進出が韓国で始まった、2000年前後に端を発する。これと時を同じくして、コーヒーおよびカフェ文化が広く浸透していった。

その後、「Cafe Bene」「EDIYA COFFEE」などの韓国国内チェーンが勢力を伸ばしはじめ、2013年~2014頃からはカフェ・ベンチャーブームが起きたのだ。

参照記事
フィンランドのコーヒー文化について-コーヒー消費量No.2






 
 

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