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ケメックスとは?洗練されたデザインのコーヒーメーカー

コーヒー器具にはおしゃれなデザインをしたものが多いです。サードウェーブコーヒーの先駆者とも言われているインテリジェンシア・コーヒーが赤色のハリオV60というコーヒードリッパーをずらりと並べてドリップしている様子はとにかくおしゃれです。

また、カフェでラテを注文した際にバリスタが使うエスプレッソマシンについても、デザインがかっこいいものは本当にイケており、カフェ全体の雰囲気を心地よくスタイリッシュなものにしています。

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家庭で淹れるコーヒーについても、どのコーヒーメーカーを使うかでおしゃれさがかなり変わってきます。そんなコーヒーメーカーの中でも「ケメックス」と呼ばれるものはデザインがかなり洗練されています。オブジェとして美術館に飾られることもあるほど洗練されています。

今回はそんなおしゃれな雰囲気でコーヒーを飲むには欠かせないコーヒーメーカーであるケメックスについて書いていこうと思います。

参照記事
キース・ファンデルベステンとは何か?クールなエスプレッソマシン

ケメックスとは何か?

ケメックスとはひとことで言うと、独特のデザインをしているコーヒーメーカーです。理科の実験で使っていた三角フラスコと漏斗を合体させたような形をしています。他のコーヒーメーカーには見られないその形は思わず見入ってしまいます。

もともとケメックスは1941年にピーターシュラムボーム博士という科学者によって開発されました。科学の実験室に置いてあった三角フラスコをコーヒーメーカーの代わりに使ってコーヒーを淹れていたのがケメックス誕生秘話と言われています。

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そのために今でも三角フラスコのようなデザインが採用されています。デザインの世界には「形態は機能に従う」という有名な言葉があります。これは、本当に洗練されたデザインというのは見た目から入るのではなくて、どうすれば本来持つ機能を高めることができるのかを極めれば自然に生まれるものだというものですが、ケメックスはまさにそれを実行に移したようなコーヒーメーカーです。

参照記事
エアロプレスとは?その特徴とコーヒーの淹れ方





ケメックスの特徴

ケメックスの特徴は何と言ってもそのデザイン性の高さであると思います。世界的にも有名なデザイナーであるチャールズ&レイ・イームズ夫妻も愛用しており、ニューヨーク近代美術館(MoMA)、フィラデルフィア美術館、スミソニアン博物館などのそうそうたる美術館に永久展示品に選定されています。

また、デザイン性だけでなく実験室から生まれたこともあり、コーヒーの美味しさを引き出すことについても深く研究されています。ケメックスのフィルターは一般的なペーパーフィルターよりも厚みがあり円錐形をしています。

そのためにコーヒーを一箇所に集中して落とすことができ、均一の濃さで抽出することができ安定のあるコーヒーの味を引き出すことができます。他にはケメックスは手軽さも備えています。ドリッパーとサーバーが一体化されているので、コーヒーを抽出したらそのまま食卓に持って行ってコーヒーをマグカップに注ぐことができるのです。

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一方でデメリットとしては、ケメックスでコーヒーを抽出するにはケメックス専用のペーパーフィルターを1枚20円くらいの割高な値段で買う必要があること。ケメックスは普通のドリッパーよりも深いので、普通のペーパーフィルターではうまく抽出することができません。

また、ケメックスはフラスコの底が深いので、コーヒーを抽出した後に掃除をしにくいという問題もあります。独特な形をしているので、綺麗に洗うには手間がかかってしまうのです。

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ケメックスの入れ方

ケメックスを使ったコーヒーの入れ方は簡単です。まず、ケメックス用のコーヒーフィルターを折ってからフィルターにセットします。次にコーヒーの粉をフィルターに入れて表面が平らになるようにならします。

次にお湯を注ぐのですが、まずはコーヒーの粉全体にお湯が浸るくらい軽く注ぎます。軽く注いだら30秒ほど待ってコーヒーを蒸らします。蒸らし終えたら、残りのお湯を「の」の字を描くように回しながら注ぎます。

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この時にはコーヒーの粉とペーパーフィルターの境目にお湯をかけないように気をつけましょう。お湯を全て注いだら、抽出が完全に終わり切る前にフィルターを外しましょう。最後の一滴までコーヒーを抽出するとコーヒーの美味しくない成分も一緒に抽出されてしまうからです。

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ケメックスにはペーパーフィルターと金属フィルターがある

普通のコーヒーフィルターを使って抽出する際には、ペーパーフィルター以外にも金属フィルターなどフィルターを自分の好みに応じて選ぶことができます。ケメックスもそれと同じように自分の好みに応じてペーパーフィルターと金属フィルターを選ぶことができます。

ペーパーフィルターで抽出した場合には、フィルターが厚いのでコーヒーの味が雑味が少なくまろやかになる傾向にあります。金属フィルターで抽出した場合には、コーヒーの成分が全て抽出されるのでコーヒーの油分なども味わうことができてコクが強くなる傾向にあります。

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このようにケメックスはとにかくデザインがおしゃれであり、キッチンに置いてあるだけでも一気に雰囲気を出すことができます。当然デザインだけでなくコーヒーの味もうまく引き出すことができるので、普通のハンドドリップに飽きてきた人はぜひ試して見てください。

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