フォースウェーブはここから始まる。

コーヒー豆をハッキングする

今までにない高級インスタントコーヒーが開発された!-Sudden Coffee

BlueBottleCoffeeなどのサードウェーブをはじめ、アメリカではより美味しいコーヒーを飲もうと、コーヒー業界がめまぐるしく変化しています。そんな中で最近になって、じわりじわりと普及しつつあり、これはフォースウェーブ(?!)なのではないかと注目されているのが、家庭で飲むコーヒーの革命です。

BlueBottleCoffeeも家庭用のコーヒーのクオリティを上げるべく取り組んでいる

サードウェーブコーヒーは、より美味しいコーヒーを家から出たカフェで提供するものでしたが、フォースウェーブは家の中で飲むコーヒーに訪れるのかもしれません。実際にBlueBottleCoffeeは「Blue Bottle Perfectly Ground Coffee」という粉コーヒーの発売を2016年に行いました。

BlueBottleCoffeeはずっと家庭でのコーヒーをより良いものにしようと尽力しており、2015年にはそのための準備としてPerfect Coffeeという会社をM&Aで買収していました。この会社は挽きたてであるかのような状態を長い時間保存できるコーヒー粉を特殊なグラインド技術で提供していました。その技術力の高さを活かしてBlueBottleCoffeeは家庭用の新しい粉を販売し始めました。

Blue Bottle Coffeeさん(@bluebottle)が投稿した写真


BlueBottleCoffeeと同様に、高いけど美味しいコーヒーを提供している会社で、Colonna Coffeeという会社があります。この会社も家庭で飲まれているコーヒーのクオリティを向上させようと、「Colonna Capsules」というカプセル型でクオリティの高いコーヒーを家庭に提供しています。

参照記事
イギリスのコーヒー豆オンライン販売スタートアップまとめ

Sudden Coffeeは家庭用コーヒーに革新を起こしつつある

そんな流れの中で、家庭用のコーヒーで異色を放ち注目されているスタートアップがあります。それが高級インスタントコーヒーを販売しているSudden Coffeeです。

Sudden Coffeeはまず見た目が今までのインスタントコーヒーとは全く違います。今までのインスタントコーヒーはビリール製の小さい袋の中にコーヒーの粉が入っていて、それをマグカップに入れてお湯を注いで完成という感じだったのですが、Sudden Coffeeのインスタントコーヒーは、透明な管のようなものにコーヒーの粉が入っています。

Kahvila Siiliさん(@kahvilasiili)が投稿した写真


これだけでユーザーは見た目が高級そうでおしゃれに感じます。美味しい方法でインスタントコーヒーの粉を保存する方法を調べまくった結果、この透明な管で保存するのがベストとわかったそうです。

Sudden Coffeeの高級インスタントコーヒーは3倍以上の値段

値段は普通のインスタントコーヒーよりもやはり高いです。具合的には、いくつかコースが選べるのですが、一ヶ月に8本のインスタントコーヒーを定期購買だったら2,400円($24)、16本のインスタントコーヒーの定期購買だったら4,500円($45)、32本のインスタントコーヒーの定期購買だったら8,500円($85)です。

例えばスターバックスコーヒーのインスタントコーヒーであるスターバックスVIAは、1本100円前後で販売しているので、それに比べると3倍以上の値段で提供していることになります。

実際に僕は飲んだことがないので味の評価はできないのですが、海外の利用者の口コミを見る限りでは、やはり値段が高いだけあって、普通のインスタントコーヒーよりもかなり味を向上させているようです。

@analog_kopiが投稿した写真

参照記事
ファースト・セカンド・サードウェーブからフォースウェーブを予測!

今までのインスタントコーヒーは美味しくないクソ

Sudden Coffeeを作成したCEOであるKalle Freeseは今までのインスタントコーヒーについて
 
”既存のほとんどのインスタントコーヒーは、最低で、クソで、安いコーヒーしかない(Most instant coffee currently on the market is made from “the shittiest, crappiest, and cheapest coffee)”
 
という感想を述べています。

実際に、コーヒー業界という大きなくくりの中において、例えばカフェはスターバックスコーヒーやBlueBotteleCoffeeの登場などで大きく革新されてきましたが、インスタントコーヒーは長い間革新がされていませんでした。

インスタントコーヒー=コーヒーに興味が無いけどとにかく安くて簡単なものが欲しい人が飲むものという印象を持っている人も多いかと思います。しかしSudden Coffeeでは、適切なコーヒー豆の種類を、適切な量で加工し、値段を安くするために決して妥協しないことで高品質なインスタントコーヒーを提供しています。

全てのエスプレッソはマルゾッコによって作られ、ショットはすぐに冷やされ(この間に特殊な加工をしているけどそれは企業秘密とのことw)、それが先ほどの透明な筒に入れられます。

robfussellさん(@robfussell)が投稿した写真

3兆5000億円の市場を革新しようとしているSudden Coffeeには多くの投資が集まっている

Sudden Coffeeはシリコンバレーのスタートアップです。しかしいわゆるビジネスパーソンタイプというわけではなく、CEOのKalle Freeseはいわゆるコーヒーオタクです。2012年と2013年と2015年にはフィンランドでバリスタのチャンピオンに輝いており、コーヒーに関しては世界でもTOPレベルの情熱を傾けています。

Kalle Freeseの目標は、コーヒーを通して100万人を幸せにするというものです。Wall Street Journalの公表しているデータによると、2018年には世界のインスタントコーヒーの市場規模は年間で3兆5000億円($35B)になるとのことです。この巨大市場に切り込もうとしているSudden Coffeeは多くの投資家から注目されており、2015年に創業して以来、3億2000万円($3.2M)の投資を受けております。

現在はその資金をもとに市場のシェア獲得を進めており成長を続けております。オンラインの販売のみならず、実店舗での販売も強化しており、さらなる拡大が期待されます。

参照記事
カフェ開業に何百万もいらない!移動式カフェの超新星-Wheelys Cafe

 
 

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