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コーヒー豆をハッキングする

パーコレーターとは?その原理と使い方について

コーヒーを飲む場所は時と場合によって異なります。家でゆっくりとくつろいで飲むこともありますし、空いた時間にカフェでサクッと飲むこともあります。そんな数ある場面の中でもアウトドアで飲むコーヒーは格別です。

山登りやキャンプをして、ヘロヘロな状態で飲む1杯のコーヒーにはなんとも言えない良さがあります。今回はそんなアウトドアでも簡単にコーヒーを作ることができる「パーコレーター」というコーヒー器具について書いていこうと思います。

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パーコレーターとは何か?

パーコレーターとはひとことで言うと、コーヒーを抽出するための器具であり頑丈で抽出方法も簡単なことからアウトドアでよく使われています。ヤカンのような外見をしており、内部にコーヒーをセットしたらあとは直接火にかけるだけです。

直火でコーヒーを抽出することができて、ドリップコーヒーのように特別なフィルターを準備する必要もないので、その手軽さから主にアウトドアをする人からの人気を得ています。

実際に考案されたのはフランスですが、アメリカのゴールドラッシュで西部開拓時代に開拓者達によって使われ始めたという歴史的な背景もあり、その頑丈さは開拓者達のお墨付きです。

一回の抽出で4人〜5人分をまとめて作ることができるというサイズの大きさも、家族連れや友人連れでアウトドアする人たちから見ると魅力的です。

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ヤカンの中にコーヒーの粉を入れてあとはそのヤカンを火にかけるだけでコーヒーが抽出すると言われると不思議な感じもしますが、ヤカンの中でお湯が何回も循環するような仕組みになっています。

火をかけることによって熱くなったお湯が、蒸気圧でポーコレーターの中心にある管から上に吸い上げられて、噴水のように噴射します。それでコーヒーの粉が抽出され、抽出されたコーヒーは何度も循環して噴射することで次第にコーヒーの味が濃くなっていくというわけです。

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パーコレーターのフタはガラス状になっており、電子レンジで食べ物を覗くような感覚でそこからコーヒーの具合を覗いて、色合いからコーヒーの濃さを判断して、自分の好みの濃さになったら火を止めてコーヒーを飲みます。

沸騰時間を調節して自分の好みのコーヒーの濃さを再現できるのは良いですが、フタに付いているガラス窓から見た色合いで濃さを判断するのは慣れが必要です。

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また、パーコレーターは構造上、抽出されたコーヒー液が何度も循環して、常に加熱され続ける仕組みになっているので、コーヒーに含まれる成分が参加してコーヒーの味が劣化するとも言われています。

このような理由から、コーヒーを専門で取り扱っているカフェや喫茶店で飲まれることはなく、主にアウトドア時に利用されることが多いコーヒーの抽出器具になっています。

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パーコレーターの原理

パーコレーターは何よりもコーヒーを抽出するためのその原理が特徴的です。コーヒー液(お湯)が内部で何回も循環をするような構造になっているのですが、イメージ的には漏斗を逆さまにしたものが内部に取り付けられているような感じです。

パーコレーターを火にかけることで、内部の水が沸騰して内部の圧力が上がります。圧力が上がるとお湯が支柱の中を押し上げられることになり、押し上げられたお湯は噴水おように噴き出します。

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噴き出たお湯はコーヒーの粉にかかって、そこからコーヒーが少しだけ抽出されていきます。少しだけ抽出されたコーヒー液は再度支柱を伝って上部へと噴出し、また更にコーヒーの粉からコーヒー液が抽出されます。

これが何度も繰り返されることによって次第にコーヒーが濃くなっていくというのがパーコレーターの原理になります。

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パーコレーターの使い方

パーコレーターを使用するために必要な道具は、ガスコンロ、コーヒーの粉(12g程)、水(160cc)になります。コーヒーの粉と水はコーヒー1杯分なので、必要に応じて増やしてください。

パーコレーターの使い方の手順としては、まずはバスケットと呼ばれるコーヒーの粉を入れて置く部分を取り出して、コーヒーの粉をセットします。次にバスケットを入れずにパーコレーターに水を入れてお湯を沸かします。

お湯が沸いたら一度火を消して、バスケットをパーコレーターにセットして、バスケットのフタを閉めます。バスケットをセットしたら弱火にかけて、4分くらい火にかけて抽出すれば完成です。

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途中でフタについているガラス窓から中の様子を見て、コーヒーの色が濃くなってきたかどうか確認することができます。完成したらコーヒーの粉が沈むまで待って、コーヒーの粉がマグカップに入らないようにゆっくりと注ぎましょう。

パーコレーターで使用するコーヒー豆の選び方

パーコレーターで使用するコーヒー豆は深煎りの方がより美味しく抽出することができます。また、コーヒー豆の挽き具合ですが、粗挽きをおすすめします。

パーコレーターではペーパーフィルターなどを通さずに抽出するので、細挽きのコーヒー豆を使用すると、抽出したコーヒー液にコーヒーの粉が多く入ってしまうためです。

このようにパーコレーターはアウトドアでコーヒーを飲む際には最適であり、簡単にコーヒーを飲むことができます。山頂で飲むコーヒーはカフェで飲むコーヒーとはまた一味違った楽しみができるので、よかったら試してみてください。

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