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コーヒー豆をハッキングする

コーヒーフラワーとは?コーヒーチェリーの殻を再利用した小麦粉

コーヒー豆はその製造過程で多くの加工がされています。コーヒー豆はコーヒーチェリーの種子からできているのですが、コーヒーチェリーの種子以外の部分は今まで大量に廃棄されていました。

そんな今まで廃棄されている部分を再活用しようではないかと長年の研究が行われてついに完成したのが「コーヒーフラワー」です。コーヒーフラワーは今まで廃棄されていた部分を再利用して小麦粉のように使用することを可能にしました。

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コーヒーフラワーは環境への優しさや栄養価の高さから、最近になって海外でブームになりつつあり、日本でもじわりじわりと広がっています。今回はそんなコーヒーフラワーについて、その特徴や使い方などについて書いて行こうと思います。

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コーヒーフラワーとは何か

コーヒーフラワーとはひとことで言うと、コーヒー豆を精製する過程で捨てられていたコーヒーチェリーの殻を再利用して作る小麦粉のようなものです。コーヒーフラワーは今まで捨てていた部分を再活用するので環境に良く、かつ栄養価も高いので最近になって海外で注目され始めました。

コーヒーはマグカップに注がれて飲むまでに、数々の加工が行われます。まずはブラジルなどのコーヒー農家でコーヒーチェリーという実が収穫されます。コーヒーチェリーのままだと外に殻がついているので、これを精製して取り除きます。

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精製されたコーヒー生豆は焙煎で炒められて、焙煎された後にコーヒー豆は挽かれて、そこにお湯を注ぐと1杯のホットコーヒーが出来上がります。

この精製の過程では今までに大量のコーヒーチェリーの殻が廃棄物として捨てられていました。この部分を捨てるのではなくて砕いて小麦粉のようにしたのがコーヒーフラワーになります。

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コーヒーフラワーは環境に優しい

コーヒーフラワーは環境にとても優しいことから注目を集めています。これまではコーヒーチェリーから最終的にコーヒー豆になる種子を取り除いた後のものは、使い道がないと考えられており川などに大量廃棄されており環境問題になっていました。

実際にコーヒー豆が取り除かれた後のコーヒーチェリーの廃棄率は97%以上と言われており、ほとんど全てが廃棄されていました。そのためにコ廃棄されていた部分を再活用するコーヒーフラワーは環境に良いと大きな評価を得ています。

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もともとコーヒーフラワーが開発され始めたきっかけも、大量に捨てられているコーヒーチェリーの殻が”もったいない”と感じたためでした。開発した人はダン・ベリヴォーという大手コーヒーショップのお偉いさんでした。

彼は仕事の関係でブラジルやグアテマラのようなコーヒー農家を何度も訪れていたのですが、その際に大量のコーヒーチェリーの殻が捨てられている様子を何度も見ており、なんとか再活用できないかと思い続けていたそうです。

そこでこの捨てられているコーヒーチェリーの殻を再活用する方法を研究し、コーヒーの果実を乾燥・粉砕する技術を開発し、今回の商品化にたどり着きました。

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コーヒーフラワーは栄養価が高い

コーヒーフラワーはその栄養価の高さからの注目を集めています。特に食物繊維についてはコーヒーフラワーの半分以上が食物繊維と言われているくらいであり含有量が多いです。

食物繊維には腸内環境を整えて、便利の解消や美肌などの効果があります。また、食後の血糖値のコントロールもしやすくなるので健康に良いです。

他にもほうれん草の3倍の鉄分が含まれているとも言われており、コーヒーの天敵である貧血予防にもなります。またカリウムも豊富に含まれており、老廃物の体外への排出やむくみの解消にも効果が期待できます。

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コーヒーフラワーは途上国に雇用を創出する

コーヒー農家の多くは経済発展が進んでいないアフリカや東南アジアなどの途上国に集中しています。その多くの国はコーヒー豆を先進国に輸出することで経済が成り立っています。もし仮にコーヒーフラワーの消費が拡大して生産が増えれば、それに主なって途上国に莫大な雇用を創出する可能性があります。

コーヒーフラワーを開発したCFグローバルホールディングスも、コーヒーフラワーの収益の一部をコーヒー農家に分配を考えています。このようにコーヒーフラワーには途上国の経済発展という極めて意義のある可能性も秘めているのです。

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コーヒーフラワーの使い方

コーヒーフラワーはその名の通り小麦粉にかなり近い使い道があります。しかし、当然ながら小麦粉ではないので、小麦粉に変わってコーヒー風味のお菓子などを作ることができます。

例えば、パンケーキの生地にコーヒーフラワーを混ぜることでパンケーキに隠し味としてコーヒーの香りをつけることもできますし、ベーグルにコーヒーパウダーを入れることもあるようです。他にも、クッキー、マフィン、ブラウニーなど汎用性は高いです。

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日本国内でもベーグルにコーヒーパウダーを入れ込んだお店や、ピザ生地にコーヒーフラワーを入れ込んだお店が登場したりと、少しずつ人気が高まっています。今後はもっとコーヒーフラワーを使用するお店も増えていくかもしれません。

このように、コーヒーフラワーは今までは廃棄していたコーヒーチェリーの殻をい再活用しようというものであり、環境にも優しく栄養価も高いです。ご興味がある方はぜひ一度コーヒーフラワーを使ったお菓子などを食べて見てください。

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