【アイランドヴィンテージコーヒーインタビュー】アサイーボウルだけじゃないハワイ産コーヒーの魅力

海外で人気なカフェブランドが日本に上陸すると大きな話題になります。
スターバックスコーヒーもそうですし、ブルーボトルコーヒーもそうです。
そんな中、ハワイで大人気なカフェブランドで
日本にいながらハワイらしさが楽しめることや
女性に人気なアサイーボウルがウケたことで
日本上陸とともに大ブームとなったのが
アイランドヴィンテージコーヒーです。
INTERVIEW BY:Syusaku Kawai
WRITER BY:Tetsutaro Inoue

アサイーボウルを目当てに多くのお客さんが来ている

井上:はじめまして。この間、友達の結婚式でハワイに行ったのですが、ハワイにめちゃくちゃアサイーボウルが美味しいカフェがあるから行こうよと言われてアイランドヴィンテージコーヒーさんに連れて行かれました。言われるがままに付いて行ってアサイーボウルを食べたのですが、言う通りめちゃくちゃアサイーボウルが美味しかったです!

でも、カフェだからコーヒーも頼まないとなと思いホットコーヒーも合わせて頼んだのですが、むしろ僕はこのホットコーヒーの美味しさに感動しました。日本に戻ってきて日本にもアイランドヴィンテージコーヒーは無いのかなと調べてみたらあったので、今日はお邪魔しました。よろしくお願いします。

川井:よろしくお願いします。実際に井上さんと同じように、ハワイから帰国した人がもう一度ハワイの味を楽しみたいということでお店に来てくださるパターンは多いです。あとはアサイーボウルが人気でアサイーボウル目当てで来店してくださるお客様も多いです。


アサイーボウルは大人気商品

井上:アサイーボウルは人気でよくメディアでも紹介されていますよね。カフェの中でもほとんどの人がアサイーボウルを食べている印象です。アサイーボウルの美味しさの秘訣とかってあったりするんですか?(笑)

川井:アサイーボウルの鮮度にはかなり気を使っています。作り置きはしないので、毎日新鮮なアサイーボウルを作っています。アサイーはもともとは味がそこまで無いのでペーストに味付けをする必要があるのですが、そのアサイーの味付けにはかなり気を使っています。

例えば、味付けの段階ではちみつを使っているのですが、これはハワイ産のオーガニックはちみつを100%使用しており、日本で普通に売られているはちみつとはひと味違います

井上:通りで他のお店のアサイーボウルとは味が全然違うわけですね。アイランドヴィンテージコーヒーさんはもともとはハワイのカフェだったかと思うのですが、はじめからアサイーコーヒーがウリだったんですか?

川井:いいえ、実はもともとは小さいコーヒー屋さんだったんです。ハワイで創業したばかりの頃はハワイ産のコーヒー豆を使ったカフェを行っており、事業が拡大していく中でアサイーボウルが生まれました。
”アサイーボウルの容器はもともとはコーヒーを入れるカップだった”

日本ではコーヒーを飲むときに普通はマグカップを使用すると思うのですが、ハワイではコーヒーボウルという大型のカップでコーヒーを飲みます。事業が拡大していく中でこのカップの中にアサイーを入れたら面白いのでは無いかとなって、実際にコーヒーボウルの中にアサイーを入れて売り出したらヒットした感じです。

井上:えっ、このアサイーボウルが入っているカップはコーヒーを入れるための容器だったんですね!驚きました(笑)

コナコーヒーとカウコーヒーへの強いこだわり

井上:食べてみて思ったのですがアサイーボウルはホットコーヒーとすごい相性が良い印象があります。アサイーボウルとホットコーヒーの味もうまくマッチしますし、アサイーボウルで冷めた体をホットコーヒーが良い感じに温めてくれる気がします。

川井:そうですね。アサイーボウルもそうですし、他のフードメニューもそうですが、どれもコーヒーとの相性がとても良いです。個人的には「カウコーヒー」という種類のホットコーヒーがアサイーボウルにはよく合うと思います。

井上:僕もはじめはアサイーボウルが美味しいからアイランドヴィンテージコーヒーさんに来たのですが、ホットコーヒーを飲んでみて、その美味しさにびっくりしました。コーヒーもアサイーボウルに負けないくらい気を使っている印象があるのですが。


コーヒー豆にもかなりこだわりがある

川井:はい。実はコーヒーにはかなり気を使っています。コーヒーは全てハワイ産のものを100%使用しています。ハワイ産コーヒー豆にはいくつかのグレードがあるのですが、その中でもエクストラファンシーという最上級のコーヒー豆のみを100%使用しています。

井上:エクストラファンシー!名前がいかにもランクが高そうですね(笑)メニュー表を見るといくつかの種類のコーヒーが飲めるみたいですが、違いとかってあるんですか?

川井:「コナコーヒー」と「カウコーヒー」の2種類があります。どちらもハワイのコーヒー豆を使用しているのですが、栽培されている場所と気候が違うので味も異なってきます。

コナコーヒーはハワイのコナ地区で栽培されており、はっきりとした酸味とマイルドな味が特徴的です。一方で、カウコーヒーはハワイのカウ地区で栽培されており、やわらかな酸味とフルーティーさが特徴的です。

井上:コナコーヒーはハワイ産コーヒー豆としてよく聞くのですが、カウコーヒーは初めて聞きました。カウコーヒーもハワイでは有名なんですか?
”オバマ大統領が就任晩餐会でカウコーヒーを使用したことから一気にその知名度が上がった”

川井:コナコーヒーの方が知名度は高いのですがカウコーヒーも人気です。特にオバマ大統領が就任晩餐会でカウコーヒーを使用したことから一気にその知名度が上がりました。

一概には言えませんが、コナコーヒーは全部の味がしっかりとしているのでいわゆる”コーヒー”が好きなご年配の方向けで、カウコーヒーはサードウェーブコーヒーなどに興味がある若者向けなのかもしれません。

井上:カウコーヒーは初めて聞きましたが、オバマ大統領が振る舞ったほどのコーヒーなんですね。それはすごい飲みたくなりました。ちなみにコーヒーもアサイーボウルと同様にやっぱり鮮度を意識しているんですか?

川井:はい。コナコーヒーとカウコーヒーについてはレジで注文が入ってからコーヒー豆を必要な分だけ挽きます。そして一杯ずつ「クレバーコーヒードリッパー」というペーパーフィルターとフレンチプレスが合わさったような特殊なコーヒー器具で抽出します。

クレバーコーヒードリッパーを使用することによって、どんなにお客さんから注文が来て忙しくなってもコーヒーの味を安定させると同時に、店舗が異なっても店員が変わっても同じ品質を維持することができます。

井上:クレバーコーヒードリッパー!コーヒー器具として聞いたことはありますが、アイランドヴィンテージコーヒーさんのような大手コーヒーチェーン店で使っているのは初めて聞きました。

店頭商品もバラエティ豊か

井上:実は先ほどから気になっていたのですが、アイランドヴィンテージコーヒーさんの店頭で売られている商品もバラエティ豊かですよね。


店頭で販売されている商品もユニーク

川井:実はいろんな面白いものが売られているんですよ。人気なところで言うと「はちみつ」は先ほどアサイーボウルの時にも少し言いましたが、ハワイ産のオーガニックはちみつが100%使用されていています。

「コーヒー豆」もコナコーヒーとカウコーヒーが売られており、先ほどのエクストラファンシーというグレード以外にも、ピーベリーと言われる丸いコーヒー豆も販売されており、その見かけの珍しさからプレゼントなどで人気です。「インスタントコーヒー」も少し特殊であり、これはコナコーヒー豆が100%使用されたインスタントコーヒーです。

井上:コナコーヒー100%のインスタントコーヒーとかあるんですね!インスタントコーヒーといったら品質の低いコーヒー豆が使われることが多いと聞きますが、逆張りして高品質のコーヒー豆を使っているんですね。

お店で買える商品ならではといった感じですね。あとはアサイーボウルで使われているコーヒーマグも個人的には気になりました。このコーヒーマグがあれば、自宅でアサイーボウルもどきが作れますね(笑)

アイランドヴィンテージコーヒーのロゴマークに込められた想い

井上:個人的に気になっていることとしてアイランドヴィンテージコーヒーさんのロゴマークってあるじゃないですか。あれって兵士か何かなんですか?

川井:実はこれはハワイの王族をモチーフにしているんですよ。ハワイって昔は島ごとに部族の争いみたいなのが多かったんですけど、1800年代からハワイも統一されて争いは治りました。その時にみんな平等に仕事を与えようとなってハワイで雇用が生まれたんです。
”店舗の内装についても白と黒を基調としており、王族が住んでいる家のようなイメージ”

その時にコーヒー産業も雇用が生まれて、そこからハワイの土地のものを使うという想いからもこのロゴマークが使われるようになりました。店舗の内装についても白と黒を基調としており、王族が住んでいる家のようなイメージを作り出しています。

井上:なるほど、ハワイの良さをアイランドヴィンテージコーヒーさんの店舗内に反映しているんですね。メニュー内にもコーヒー豆以外でハワイっぽさ反映したりしているんですか?

川井:ハワイっぽさで言うとフードメニューにあるポキボウルはハワイ名物と言えます。これはマグロの切り身に黒米やもち米などを入れたものですが、ハワイでは有名な食べ物です。あとはドリンクのサイズにも実はハワイらしさが出ています。

ハワイの人ってたっぷりとコーヒーを飲むんですよ。だから日本だったら普通はドリンクのサイズをS・M・Lで準備しているところが多いと思うのですが、アイランドヴィンテージコーヒーではSサイズがなくて、MとLサイズだけであり、コーヒーもなみなみに注いで提供しています。

井上:細部に至るまでハワイらしさが反映されているんですね。アイランドヴィンテージコーヒーさんに来れば日本にいながらどこかハワイっぽさを楽しむことができる理由が少し分かった気がしました。

エピローグ

私がハワイに行った時にアサイーボウルが美味しいお店があると言われて誘われて入ったのがアイランドヴィンテージコーヒーさんでした。個人的にはアサイーボウルも美味しかったのですが、それ以上にホットコーヒーの美味しさにとても感銘を受けました。

日本にいるとなかなかハワイ産の本格的なコーヒーが飲めるお店は少なくて、コナコーヒーが飲めると言っていても、実際には他の産地のコーヒー豆が多くブレンドされているというケースが多々あります。

そんな中でアイランドヴィンテージコーヒーさんのコーヒーは強いこだわりのもとにハワイのコナコーヒーとカウコーヒーを提供しているのだなと今回の会話から感じました。

アサイーボウルはもとより、美味しいハワイ産のコーヒーが飲みたいという人は是非一度アイランドヴィンテージコーヒーさんに行ってみてください。

株式会社アイランドヴィンテージコーヒージャパンHP

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