花が咲き乱れる異色の空間なのに、コーヒーのクオリティがやたら高い理由|恵比寿「essence cafe」

猿田彦珈琲のような有名店から、住宅街の中にある小さなカフェなど、多様なカフェの楽しみ方ができる恵比寿に、花が咲き乱れる個性派カフェがあります。お花屋さんなのに、電源やwifiは完備。提供されるコーヒーは名店「Lattest」の監修付き。季節の花が店内に並ぶお洒落カフェなのに、リモートワークにも使えてしまう、「essence cafeエッセンスカフェ)」です。

Shop Data
店名 essence cafe(エッセンスカフェ)
住所 東京都渋谷区 東3丁目25−7
営業時間 Mon-Sun 8:00-22:00
定休日 不定休
その他 コーヒーの価格帯:400円~650円(1杯)

お花屋さんならではのボタニカルな空間

もともと「essence cafe」は、「essence 87」というお花屋さん。今でもすぐ近くにお花屋さんとして別店舗を持っており、いつでも季節の花が並びます。

取材したのはヒマワリの季節。売り物のお花の他、カフェの至る所にヒマワリが飾られています。

飲み物にもお花が散らされるなど、お花屋さんらしい工夫が。

コーヒーの抽出器具やコップはお花屋さんの透明感のある雰囲気によく合うように、ガラスやクリアなものに統一。アイスコーヒーも、透明な氷に直接抽出します。

ぶっちゃけ、コーヒーを飲まなくても花が咲き乱れる階段だけでも来る価値があるほど空間です。

電源やWifiはもちろん、ペットもOK

お洒落なカフェというと、雰囲気は素敵だけど、あまり大きな声で話せないし、ラップトップを出すなんて、もってのほか・・というお店も少なくありません。

ただ、「essence cafe」は、Wifi も電源も、しっかり完備。

FreeWifi、電源・ペットOKのサイン

ペットを連れ込むこともできるので、家族連れで訪れる方もいるかと思えば、ラップトップで作業する方や、ビジネスミーティングをしている方もいます。これほど多様に使われているカフェは珍しいのではないでしょうか。

ただ、静かなボタニカルカフェでひとりになりたい。という人には少し不向きかもしれません。それぐらいアクティブに人々に利用されているカフェです。

恵比寿から3分という好立地なので、急にリモートで作業が必要になった時などに、覚えておくと役立つスペースです。

エチオピアの自然な甘みが活きる「Guji Gigesa」をアイスコーヒーで

クセのない、すっきりとした口当たり。オレンジのような爽やかな香りやナッツの香ばしい香りが鼻を抜けていきます。さっぱりとした風味とコク。ホットよりも、アイスコーヒーにピッタリと合う、心が軽くなる1杯です。

他社のドリッパーと比べ、お湯が落ちる時間も短く、すっきりとしたコーヒーの抽出に適したハリオv60を使用。浅煎りで、しかもナチュラルの豆ということもあり、どちらもクセが出やすいのですが、とても飲みやすく仕上げてあります。

コンセプトカフェとは思えない「Lattest」監修の本格派コーヒー

偏見かもしれませんが、コンセプトカフェも、電源Wifi完備のカフェも、コーヒーの味は正直まあまあ・・というイメージありませんか?

「Lattest」とのコラボレーションを示す「essence cafe」のロゴと手書きのメッセージ

ラテの名店である「Lattest」の監修しているカフェということもあり、「essence cafe」はコンセプトカフェとは思えないほど、コーヒーの質は高めです。ロゴも、「Lattest」のロゴにハートを加えたようなデザインになっています。

コーヒーを監修するLattestのロゴ

お客さんの創造性に任せる、自由な雰囲気

Lattestというお店もそうなのですが、お客さんが思い思いに時間を過ごせる、自由な雰囲気があります。仕事用にも、友人とのコーヒーの時間にも、自然に色々な用途で人が集まる理由かもしれません。

色々な楽しみがある「essence cafe」では、お店中に、メッセージが隠されています。それを探すのも、1つの楽しみ方です。

「We kill flowers because we think they are beautiful」の文字

季節のお花の香りがするカフェ、自分の生活スタイルに合わせて使ってみませんか。

吉田 祥平

フリーランスのライター・フォトグラファー。西ミシガン大学にてジャマイカブルーマウンテンのコーヒー農業を研究。東北復興を行うNGOのスタッフや内閣府のアメリカにおける使節団のコーディネートの他、東京・横浜の公的機関にて海外企業の支援を行うなど幅広い経験を持つ。