フォースウェーブはここから始まる。

よく薬を飲むときにはお茶など水以外の飲み物で飲んではいけないので注意しましょうと聞きます。言うまでもなくコーヒーも明らかに薬と一緒に飲んだらダメそうなオーラをかもし出していますが、実際にコーヒーで薬を飲んだらダメです。
厳密には薬の種類にもよりますが、コーヒーで薬を飲むと必要以上に薬の機能を強めてしまったり、逆に弱めてしまったりなど身体に思わぬ作用を及ぼします。今回はそんなコーヒーと薬の関係について書いていきます。
風邪薬にはカフェインが含まれています。コーヒーにもカフェインが含まれていることは有名ですが、風邪薬に含まれているカフェインは無水カフェインと言われて一回の服用に25mg程度含まれています。
風邪薬に含まれているカフェインとコーヒーに含まれているカフェインが組み合わされることにより、カフェイン+カフェインになり短時間でカフェインを過剰摂取することになってしまいます。
短時間に過剰のカフェインを取り過ぎると、頭痛、不眠、めまい、情緒不安定など様々な症状が発生する可能性があります。特に缶コーヒーには含まれているカフェインの量が多いので、くれぐれもコーヒーと風邪薬を一緒に服用しないように注意しましょう。
喘息薬にはてテオフィリンという成分が含まれています。テオフィリンにはぜんそく患者の気管支を拡張させる効果があります。しかし、このテオフィリンはコーヒーなどのカフェインを含んでいる飲み物と一緒に服用すると頭痛、吐き気などを催すことがあります。
また喘息薬にはテオドールという成分も含まれており、これとコーヒーを一緒に服用するとイライラしたりなどの副作用が発生する可能性があります。喘息薬をコーヒーで飲むことは絶対に避けましょう。
胃腸薬にはシメチジン(H2ブロッカー)という成分が含まれており、これはカフェインを体外に排出することを妨げる作用があります。そのためにコーヒーと胃腸薬を併用すると、コーヒーのカフェインが体内に蓄積されるような形になります。
このように胃腸薬とコーヒーを一緒に飲むとカフェインの作用がより促進されてしまい、心臓の鼓動が早くなったり、神経がイラついたりします。なので胃腸薬とコーヒーは併用してはいけません。
うつ症状などを治すために処方される抗精神薬ですが、これもコーヒーと一緒に飲んではいけません。抗精神薬には体を落ち着かせて精神を安定させようとしますが、コーヒーを飲むとこの効き目が悪くなってしまいます。
せっかく抗精神薬を飲んでもその効果がなくなったのでは意味がありません。コーヒーとは併用せずに水で飲むようにしましょう。
このようにコーヒーと薬を一緒に飲むと、薬の影響を強くしすぎてしまったり、逆に薬の影響を無効化してしまったりする効果があります。これはコーヒーに限らず、お茶やエナジードリンクなどについても同じことが言えるので、薬を飲む際には水で飲むようにしましょう。
また薬を水で飲んだ後しばらくしてコーヒーを飲みたくなることもあるかと思います。一般的には薬を飲んでからコーヒーを飲むまでに数時間程度空けた方が良いとされています。
しかし、薬を飲んでからコーヒーを飲むまでに空けるべき間隔は、薬の種類や症状によっても変わってきますので、できれば処方したお医者さんにコーヒーを飲むまでにどれくらい時間を空けた方が良いか聞くのが一番良いでしょう。