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コーヒー豆をハッキングする

コーヒーには尿酸値を下げて痛風を予防する効果がある

社会人になるとやたら痛風という言葉を聞くようになります。サラリーマン時代には毎週のように金曜日は上司に連れられて居酒屋に飲みに行かされていたのですが、ビールを飲むと、よく40代くらいの上司が「ビール飲むと痛風がー」とか言いながら止められずにガブガブ飲んでました。

当時新入社員だった僕は痛風が何の病気かなどわかりませんでしたが、痛風とは読んで字のごとく、風が当たっても痛いと言われるくらい痛い病気だそうです。そんな痛風ですが、ネット上にはコーヒーを飲むと痛風にかかりにくくなるとか、逆に痛風はコーヒーを飲むと悪化するから飲んじゃダメとかいろんな人がいろんなことを言っています。

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今回は結局コーヒーと痛風の関係はどうなっているのかについてまとめていきます。すでにコーヒーを飲んでいて痛風に悩まされていている人も、コーヒーはほとんど飲んでいないけど痛風に悩んでいる人も参考にしていただければと思います。

目次

1). そもそも痛風の原因を考えることでコーヒーとの関係を明らかにする
2). コーヒーは痛風に悪いと言う人たちの意見
3). コーヒーは痛風に良いと言う人たちの意見
4). 結論:コーヒーは痛風の予防になる(尿酸値を下げる効果がコーヒーにはある)

そもそも痛風の原因を考えることでコーヒーとの関係を明らかにする

コーヒーと痛風の関係を明らかにするためには、どうしてもそもそも痛風とは何が原因でかかってしまうのかを説明する必要があるので、それについて説明していきます。
 

そもそも痛風とは何なのか

痛風とはざっくりひとことで言うと突然体の関節(足の指の付け根、ひじ、くるぶし、手首など)が赤く腫れ上がってめちゃくちゃ痛くなる病気です。病院に行かないと、数日間はその痛みに耐えることになり、しばらくすると回復することが多いようです。

しかし無視してずっと放っておくと、さらに悪化して腎臓がうまく働くなくなったりするので、見つかったらすぐに病院などに相談に行くのが賢明です。言葉で説明してもパッとしないので、画像を載せようと思ったんだけど、ちょっとグロ画像しかなかったので、今回は載せないでおいときます(笑)

参照記事
コーヒーのカフェインによる利尿作用メカニズムとその対策

痛風の原因は体の中に尿酸がたまってしまうから

この部分の説明は、少し専門的になって多分読むのがダルいので、細かいことはどうでもいいという人は、おもむろにサラッとスルーして読み飛ばしてください(笑)

痛風の原因は、体の中に尿酸という物質です。それがあまりにもたくさんたまってしまって尿酸値が上がると、それが処理しきれなくなって少しずつ体の中に蓄積されていきます。

体の関節(足の指の付け根、ひじ、くるぶし、手首など)あたりに蓄積することが多く、その蓄積があまりにもたまりすぎると、その部分が風船のように膨らんでいき、徐々に痛くなっていくという訳です。

尿酸をできるだけ取らないor取った尿酸をできるだけ排出すればいい

つまり尿酸がやばいので作戦としては、尿酸をできるだけ取らない作戦と、取った尿酸をできるだけ多く排出する作戦という2つの作戦を取ることができます。

尿酸をできるだけ取らない作戦では、プリン体を必要以上に取らないように気をつければ大丈夫です。必要以上に食べてしまったプリン体(名前はなんかかわいい)が尿酸のもとになるので、プリン体を必要以上に取らない=尿酸を取らない=尿酸値が下がるという理屈になるわけです。

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よく「プリン体ゼロ」を売りにしたビールの広告を見かけるのはこれが理由です。これについても諸説ありますが、ビールを飲まない=プリン体を余計に取らない=尿酸を取らない=尿酸値が下がる、という理屈が成り立つわけです。

取った尿酸をできるだけ排出する作戦では、水分をたくさん取るのが一番です。水分をたくさん取って排出の量を増やすというわけです。そうすることで尿酸値を下げることができます。

以上、痛風を防ぐには尿酸をできるだけ取らないor取った尿酸をできるだけ排出すればいいということを念頭において、コーヒーと痛風の関係について見ていこうと思います。




コーヒーは痛風に悪いと言う人たちの意見

まずコーヒーは痛風に悪いので、飲まない方がいいという人たちの意見を見ていきましょう。痛風に悪い食べ物のリスト的なもので、たまにコーヒーがあがっているいる時があります。

コーヒーのカフェイン=プリン体=尿酸値が上がるから飲んじゃダメ理論

痛風に悪い食べ物のリストでコーヒーがあがる理由は、コーヒーに含まれているカフェインがプリン体だからです。先ほど、プリン体は痛風の原因になるので食べ過ぎちゃダメという話をしましたが、まさにそれです。

参照記事
コーヒーが胃もたれになる?逆に胃の消化を助ける?

実際に痛風にかかった人をお医者さんなどがアドバイスする際には、ざっくり1日に400mg以内くらいにプリン体を抑えるように言うそうです。コーヒー1杯に入っているプリン体の量ですが、カフェインの強いコーヒーか弱いコーヒーかでけっこう変わるので一概には言えませんがざっくり1杯で100mgほどです。なので4杯のコーヒーを飲んだらプリン体の取りすぎでアウトになります。

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いろんな人がいろんなことを言ってますが、これが一番よく聞く反対派の意見であり、筋が通っているようにも見えます。しかしこのことについてはいくつもの実験がされており、コーヒーのカフェイン=プリン体だから飲んじゃダメ理論は最近では否定されています。尿酸値を上げる効果がコーヒーにはないというわけです。

実験によって否定されたコーヒーのカフェイン=プリン体だから飲んじゃダメ理論

このコーヒーのカフェイン=プリン体だから飲んじゃダメ理論を否定する実験が、カナダのブリティッシュコロンビアという大学の研究チームによって行われました。かなり地味だけけど半端なくすごい実験なのですが、4.5万人の痛風にかかっていない男性に対してなんと12年間にわたって、コーヒーの摂取によって痛風になるか調査したのです。

膨大な数の人を12年という長い年月にわたって調べたこの研究によると、コーヒーをより多く飲んだ人ほど、その後痛風になりにくかったというデータが得られました。尿酸値を下げる効果がコーヒーにはあったのです。

参照記事
Coffee consumption and risk of incident gout in men: a prospective study

ちなみに同様の実験がアメリカのボストン大学とハーバード大学匂いても行われており、9万人の看護師に対して26年間の追跡調査を行った際にも、コーヒーが痛風予防に有効である結果が得られました。この実験でも尿酸値を下げる効果がコーヒーにはあることがわかりました。

以上の理由から、コーヒーは痛風を悪化させるという説は否定され、今ではコーヒーは痛風を予防するというのが定説になっています。

しかし、なぜカフェインはプリン体であるにもかかわらず、痛風のリスクが減ったのかについては、まだ詳しく判明していません。コーヒーのカフェインは他のプリン体とは違うのが理由と考えられていますが、100%解明されているとは言えないのが現状です。 

コーヒーは痛風に良いと言う人たちの意見

コーヒーは痛風に良いので痛風予防に飲んだ方がいいと言う人たちの意見は大きく2つあります。1つ目は、コーヒーの利尿作用が痛風に良いというものです。そして2つ目は、コーヒーに含まれているクロロゲン酸が痛風に良いというものです。この2つの理由から、尿酸値を下げる効果がコーヒーにはあるというわけです。

尿酸値を下げるにはコーヒーの利尿作用が効く

この考え方はいたってシンプルです。コーヒーには利尿作用があり、当然それに応じてトイレに行く回数が増えます。それに伴い排出される尿酸の量も増えて、結果として体内の尿酸値が下がるという考えです。

実際に痛風の予防としてたくさんの水を飲むことが一般的に勧められており、それもできるだけ排出の回数を増やして、尿酸を多く排出するという考えがベースにあります。

参照記事
コーヒーを飲んだら動悸した!原因と対処方法について

尿酸値を下げるにはコーヒーに含まれているクロロゲン酸が効く

もう1つの考え方で、コーヒーに含まれているクロロゲン酸が痛風の予防に有効に働いているという考えもあります。まずクロロゲン酸という名前からもう面倒そうなオーラを感じます(笑)

コーヒー豆の中には、クロロゲン酸(ポリフェノールの一種とのこと)という抗酸化作用のある物質が含まれており、これが尿酸値を下げて痛風予防に働いているという考えですが、実際にはその因果関係については、まだはっきりと分かっていません。

いろんな方が研究を進めているものの、まだそれを100%解明している人はおらず、現段階では、おそらくクロロゲン酸が痛風予防に働いているっぽいという感じです。なので、実はコーヒー豆に含まれている他の物質が尿酸値を下げることに貢献している可能性もあります。

余談ではありますが、このクロロゲン酸は、コーヒーを炒れば炒るほど減少してしまいます。なので、浅煎りのコーヒー豆を飲んだ方が痛風対策にはいいのかもしれません。

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どれくらいのコーヒーを飲めば痛風予防に効果があるのか

これがけっこうな問題なのですが、コーヒーで尿酸値を下げて痛風を予防するためには、1日あたり4杯以上のコーヒーを飲む必要があると言われています。

僕自身コーヒー中毒としての自覚があるのですが、1日に4杯というのはかなりの量だと思います。けっこう気合を入れて飲まなければ、4杯という量は飲めないと思います。

具体的なデータを述べると、1日に4杯飲むと尿酸値が下がって40%痛風のリスクが低くなり、6杯以上飲むと尿酸値が下がって59%痛風のリスクが低くなると、先ほどのカナダのブリティッシュコロンビア大学は発表しています。

1日に1〜3杯では多少の効果はあるものの、そこまで痛風の予防に効果が働くわけではないとのことです。6杯以上とかもはや中毒すぎてやばいと思います(笑)

ちなみにカフェインの入っていないディカフェのコーヒーでも尿酸値は下がって痛風予防の効果が出ており、ディカフェのコーヒーでもOKとのことです。

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結論:コーヒーは痛風の予防になる(尿酸値を下げる効果がコーヒーにはある)

以上の理由から、いろいろとグダグダ言ってきましたが、尿酸値を下げる効果がコーヒーにはあり、痛風の予防になると言えます。痛風に悩んでいる人はコーヒーを試しに飲んでみると良いと思います。

参照記事
ブラックコーヒー(バターコーヒー)ダイエットの凄い効果

コーヒーと尿酸値との関連性

理由を簡単にまとめると、そもそも痛風は尿酸が体内にたまりすぎると発症するものであり、尿酸はプリン体からできます。カフェインはプリン体なので、カフェインの入っているコーヒーは痛風に悪いじゃんという意見もありましたが、実験の結果コーヒーのカフェインにはその症状が見られませんでした。

代わりに最近の研究では、コーヒーの持つ利尿作用とクロロゲン酸により尿酸値が下がって痛風が予防できることがわかってきており、コーヒーは痛風の予防になるという意見が今では定説になっております。

コーヒーには痛風以外にも体にいい効果がある

今回は痛風の予防としてコーヒーの効果を説明してきましたが、他にもコーヒーには糖尿病の予防になるという意見も出ています。

とは言うものの、好きでもないコーヒーをブラックで飲み続けるのは苦痛だと思います。僕がスタバの面接をした時に当時は飲みなれていなかったブラックコーヒーを出されました。

その時にはブラックコーヒーの良さが分からなくて、でも面接だから全部飲まないと落とされるなと思い無理やり飲んだことがありました。それがあまりにも苦痛で、しばらくコーヒーが嫌いになりました(笑)

好きでもないコーヒーを何杯も飲んでも苦痛だと思うので、痛風に効くからという理由だけでブラックコーヒーを飲むのではなく、もともとブラックコーヒーが好きな人が痛風にも気にしてたから、一石二鳥的な感じで飲むのが一番だと思います。





 
 

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