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コーヒー豆をハッキングする

カフェ・ロワイヤルとは何か?ブランデーを使うコーヒーの作り方

コーヒーをアレンジして飲む方法はいくつもあります。例えばアイルランドではアイリッシュウィスキーとコーヒーを混ぜてそれにたっぷりの生クリームを乗せて、アイリッシュコーヒーとして人気になっています。

他にも苦いコーヒーがよく取れるエリアでは、苦さをごまかすために甘い練乳や砂糖を加えたりもします。ベトナムコーヒーはまさにその代表格であり、日本人でも一部の人によって好まれており、カフェのメニューでもたまに見かけます。

参照記事
ベトナム産コーヒー豆の特徴-ロブスタ種最大の生産地

このようにコーヒーをアレンジして飲む方法はいくつもあるのですが、その中でも見かけが最も優雅で格好いいのが、おそらく「カフェ・ロワイヤル」だと思います。名前が既に立派なのですが、今回はそんなカフェ・ロワイヤルとは何か、どうやって作るのかなどについて書いていこうと思います。

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カフェ・ロワイヤルとは何か

カフェ・ロワイヤルをひとことで言うと、コーヒーをアレンジして飲む方法の1つであり、ブランデーを染み込ませた角砂糖に火をつけてそれをコーヒーに入れてから飲むというなかなかアクロバティックなアレンジコーヒーです。

カフェ・ロワイヤルは英語で書くと「Cafe Royal」であり、直訳すると「王室のコーヒー」という意味です。王室のコーヒーと言われる理由は、かつてナポレオンがこのコーヒーを好んで飲んでおり、それをフランスの王室も真似して飲むようになり、それが世界に広がったためであると言われています。

参照記事
アイリッシュコーヒーとは?その作り方(レシピ)と飲み方について

カフェ・ロワイヤルについてもう少し詳しく説明すると、まではコーヒーをデミタスカップに入れます。次にスプーンの先端に引っ掛けのついている「ロワイヤル・スプーン」というこのためだけに考案された特殊なスプーンに角砂糖を載せます。

その角砂糖にブランデーを染み込ませてスプーンに少しブランデーが残るくらいの量をかけます。次にその角砂糖にマッチで火をつけて、少し角砂糖が溶けたぐらいでコーヒーに角砂糖を入れて、それをかき混ぜてからコーヒーを飲むというものです。

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このカフェ・ロワイヤルのウリは、何と言っても「燃える角砂糖」だと思います。角砂糖にブランデーを染み込ませて燃やすことで、ブランデーの香りが広がり、青く燃える角砂糖の演出を楽しむこともできます。

燃える角砂糖をコーヒーに入れるという普通ではありえないことをやってしまうことが、見ていて思わず「オォ!」と言ってしまいます。特にカフェ・ロワイヤルのことを知らない人に対してこれを注文してあげるとパフォーマンスとしては面白いかもしれません。

カフェ・ロワイヤルの作り方

火をつけた角砂糖を入れるという少し高度な技を使うカフェ・ロワイヤルですが、ご自宅でも作成することが可能です。準備するものは、コーヒーを1杯分、角砂糖を1個、ブランデーをスプーン1杯分です。ブランデーは美味しくて高いものを使った方がより香りが良くなります。

可能であれば、ロワイヤル・スプーンがあればベストですが、普通の家にロワイヤル・スプーンなどあるわけがありません。このロワイヤル・スプーンは角砂糖を落とさないようにうまく乗せることができるので便利なのですが、普通のスプーンでも代用できます。

カフェ・ロワイヤルを作る手順は、まずデミタスカップにコーヒーを注ぎます。次にスプーンに角砂糖を乗せて、ブランデーを角砂糖にこぼれないようにかけます。次に角砂糖に火をつけて、角砂糖が80%〜90%くらい溶けたらコーヒーに入れて、よくかき混ぜたら完成です。

参照記事
ロシアンコーヒーとは?ウォッカを入れる作り方(レシピ)

いくつか注意点があるのですが、まずはスプーンとブランデーを温めておくことです。角砂糖を置く前にスプーンとブランデーを温めておくことで、ブランデーに火がつきやすくなります。

また、角砂糖に火をつける際にはマッチよりもライターの方が良いです。マッチを使った方が雰囲気は出るので、ムードを大事にしたい場合にはマッチでも良いのですが、ライターの方が臭いがコーヒーに移りにくいです。

カフェ・ロワイヤルの味と飲み方

そんないつもとは全く違う雰囲気でコーヒーが飲めるカフェ・ロワイヤルですが、コーヒーにブランデーの香りがつき、味自体にもほんのりとブランデーの風味を楽しむことができます。

コーヒー本来の味もしっかりと維持しており、コーヒーのコクと苦味にブランデーの甘さが混じり合って、少し大人な味を満喫することができます。ちなみにアルコールがどうしても少し残るので、未成年向けではありません。

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できるだけ部屋の照明を暗くしてからカフェ・ロワイヤルを飲んだ方が燃える青い炎を楽しむことができます。コーヒーを飲む際にはしっかりと角砂糖をかき混ぜてから飲むようにしましょう。

参照記事
ウィンナーコーヒーとは何か?そのレシピと飲み方について

かつてはナポレオンも愛した王室コーヒーことカフェ・ロワイヤルを飲んで、たまには少し大人な味を楽しんで見ても良いかもしれませんね。
 
 

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